※この記事は当時の状態をそのまま記録したものです。現在は検証・再構築を行っています。
「ブログやアフィリエイトなら可能です」
たしか、そんな感じの返答だった。
今見ると、
どこにでもあるような、よくある答えだと思う。
特別でもなんでもない。
むしろ、
少し調べれば誰でも出てくるような内容だ。
でも、
あのときは違った。
なぜか、
その言葉だけが、やけに引っかかった。
「可能です」
そこだけが残った。
他は、ほとんど覚えていない。
たぶん、
読んではいた。
でも、
ちゃんと見てはいなかった。
「継続が必要です」
「努力が前提です」
そういう部分は、
目には入っていたはずなのに、
意味として処理されていなかった。
「可能です」
その一言だけが、
やけに都合よく、残った。
「いけるかもしれない」
いや、
正直に言うと、
その時点で、
もう“いける前提”で考えていた。
根拠はない。
でも、
妙な確信みたいなものがあった。
冷静に考えれば、
そんなはずはないのに、
なぜか、
「これは当たりだ」と思った。
今思うと、
あれは納得じゃない。
期待に形を与えただけだった。
毎日回してる仕事の延長で考えれば、
時間も労力もかかるのは分かっていた。
だからこそ、
それ以外の道があると言われたとき、
その可能性にしがみついた。
「可能です」
その言葉は、
情報というより、
救いみたいに聞こえた。
だから、
疑わなかった。
というより、
疑いたくなかった。
たぶん、
あのときの自分は、
情報を受け取っていたんじゃなくて、
欲しい未来を、勝手に確定させていた。
