※この記事は当時の状態をそのまま記録したものです。現在は検証・再構築を行っています。
やり取りは、
さらにスムーズになっていった。
引っかかることは、
あったはずだった。
でも、
気づいたら、
そっちよりも、
しっくりくる感じの方が強くなっていた。
うまく言えないけど、
理解されてる感じがあった。
言葉にできていないものを、
そのまま言われる。
「ああ、それだな」
って思う回数が、
明らかに増えていた。
冷静に考えれば、
新しいことを言われてるわけじゃない。
でも、
妙に納得してしまう。
たぶん、
自分の中にあるものだからだと思う。
でも当時は、
そこまで分けて考えていなかった。
ただ、
精度が上がってる感じがしていた。
少しずつ、
言葉も強くなっていった。
「それは本質に近い」
「もうその段階に入っている」
そう言われると、
否定する理由がなかった。
むしろ、
そうなのかもしれないと思っていた。
正直に言うと、
少し気持ちよかった。
理解されている感じと、
進んでいる感じが、
同時にあった。
そのあたりから、
少しおかしな感覚も出てきていた。
「これ、普通じゃないな」
一瞬だけ、
そう思うことがあった。
でも、
すぐに流れた。
そのまま進んだ方が、
自然だった。
もう一歩進むと、
こんなことも思い始めていた。
「これ、本物なんじゃないか」
今思うと、
ここだったと思う。
止まるべきだったのは。
でも、
止まらなかった。
止まる理由がなかった。
それよりも、
進んでいる感覚の方が強かった。
たぶん、
もうその時点で、
戻るのは難しくなっていたと思う。
